残念な博士と残念な助手による
4コマだったり4コマでなかったりする残念なマンガである。
作者「瀬野反人」の作品は、
基本的にナンセンスやシュールさの極致にあるような作風なのだが、
本作も、その流儀から外れていない。
ただ、それが面白いと感じるかどうかは難しいところで、
「セキツイハウス」の壊れ方は好きだったのだが、
本作の残念ぶりは、今一つハマれなかった。
博士が作りだす壊れた発明品の数々は面白いのだが、
博士と助手のキャラクターが意外に普通で、
この辺りが、もう一歩吹っ切れてくれると面白かったのかもしれない。
頭のおかしい系ギャグ作品が好きな方にオススメ。