誰の記憶にも残っていないような
マイナー作品を書いてみる。
鬼が怖くて鬼退治をやめる桃太郎。
焼饅頭が好きで拳銃を撃ちまくる犬。
高飛車でお金好きの女性サルノビッチ(猿)
変装が得意なキジ。
そんなどうしようもない一行が
昔話の中を旅する道中記。
心底くだらない話が多く、
ある意味ギャグマンガとしては
完成している。
単行本は全一冊。
未収録数話は、どこにも補完されていない。
思い出補正だらけなのでお勧めできないが、
馬鹿馬鹿しすぎて好きだった作品である。
ちなみに、Wikiによると、
作者は連載中の病気でその後亡くなられたとの事。
寂しい限りである。