オシャレに憧れる理系女子もどきの3人組が、
毎回新しいテーマのオシャレに取り組むという、
ありそうでなかった作品である。
この手の女性雑誌におけるギャグ枠の作品は、
ハマるときは本当にハマる面白い作品が出るので、
本作も連載開始と同時に注目していたところ、
結果としてドラマ化まで果たしたので満足である。
作者の「大久保ヒロミ」が「エア彼」を描いた時点で、
これだけ頭のおかしい作品をかける作者はいつかブレイクするに
違いないと思っていたが、予想以上に早く世の中がついてきたようだ。
作品自体は全5冊。
ほぼ変わらぬテンションで一話完結のギャグを続けていくので、
後半多少マンネリ感はある。
しかし、定期雑誌における安定した面白さという意味では、
このマンネリ感が正解なのだろう。
ベタなギャグが好きな方にオススメしたい。