さて、ものすごく久しぶりにアニメ関連。
多分、まともにアニメ作品でレビュー書くのはエヴァンゲリオンの完結以来。
いや、もう色々と書きたいことが多すぎて頭が休まらないので書く。
まずネタバレ全開なのでまだ見ていない人はお帰りください。あと、もう一つ先にお断りしておくと、ホントおもしろかったんだけど、でも多分、世の中で言われているほど文句なく最高だったというレビューではないので、そのあたりが気に入らない人もお帰りください。
あ、でもダイナゼノン好きはわかってくれるはずだから、よもゆめ優生思想の人は続きをどうぞ。
というわけで、やっと見れたんですわ。劇場版グリッドマンユニバース。
ブログ主は実に最悪なタイミングで本シリーズに出会っておりまして、もともとアニメは完全に守備範囲外なので5年に1作品ぐらいしか見ないレベルなんですが、たまたまニコ動でSSSS.GRIDMANのラストの一部を見てしまったんですわ。この9月ぐらいに。
それで、あれ?これ神アニメじゃね?と思って早速見始めたところ見事にはまってしまってUNIONをひたすら聞いて最終話を見返すようなターンに入ってしまったわけですわ。
そして当然色々検索していくと、なんと劇場版があるとの事で早速調べてみたら・・・
とっくに公開終了でどこでもやっていないと。
まぁそうですわな。3月公開の劇場版がさすがに9月はやってませんよ。でも見たいんですよ劇場版。というわけで速攻Amazonで円盤を予約して、おいおい、あと2か月近くあるよと思いながら過ごしていたわけです。
で、なんかよく調べてみたらSSSS.DYNAZENONというのもある、と。
まぁ劇場版のDVD届くまで時間もあることだし、なんか別にロボットアニメとか怪獣とかそんなに興味ないけど、まぁ劇場版を見るなら見ておいた方が良いとのグーグル様のアドバイスもあったので、仕方なく見始めたわけですわ。
・・・結果、死ぬほどハマりました。
なんかもうインパーフェクトを何時間でも聴いてられるぞみたいな状態。
オーイシマサヨシは神。
滅茶苦茶面白いわけですよDYNAZENON。
というか作劇としてシンプルに凄い。
加えて声優さんの会話劇が無茶苦茶巧い。別にグリッドマンの声優さんが悪いとは思わないんですけど、それ以上にダイナゼノンの声優メンバーの技術は本当に凄い。今のアニメはこんなに日常会話の空気を出して喋れるんだと感心したわけですよ。
また、よも×ゆめが本当に尊い。これはガチ。なんだろうなぁ、普段アニメ見てないからなおさら惚気にあてられたのかもしれないけど12話通してゆっくり近づいていく二人の距離感が最高。そして、これ以上ないほど見事なまでの11話12話の流れ。
ラストのエンディングパートの「はばたこう明日へ」のピアノ曲の入りから、蓬の最高の決め台詞「かけがえのない不自由」、そして、「よくできました」のイチャイチャからダイナゼノンのカット。本当、いろいろ神過ぎるだろう、あのラストは・・・
というわけで、気がつけばグリッドマンよりはるかにダイナゼノンにハマってしまって、まぁそんな状態で今回劇場版の視聴に臨んでしまったわけですわ。
で、肝心のグリッドマンユニバースの感想なわけですが、いや本当によくこれだけクロスオーバーして作品作りをしたな、と感心しました。それにファンが見たいと思っているシーンは本当にほぼ漏らさず入れてくれたと思うし、確かに全部乗せですよこれは。
特にアレクシスさんはデザイン・声優さんともにハマりすぎている最高の悪役なので、新城アカネとの共同戦線が最高。この二人で「インスタンス・ドミネーション」も「
インスタンス・アブリアクション」も使っちゃうのホント反則。そして、その中で流れるオーイシ神曲3連発も文句のつけようがない。でもやっぱりインパーフェクトが一番だけどな。
そして、よも×ゆめ歓喜のゆめさん赤面の流れから、最後は観客が当然見たがっていたであろう祐六カップルの成立をもって完結するわけですよ。ラストシーンの六花の作画、気合入りすぎだろホント。
でもね・・・
でもね・・・
もうちょっと、ほんのちょっとだけダイナゼノン組の話は無理だったんですかね???
ガウマとか5千年ぶりに姫に会えたんですけど、ほんと、もうちょっとだけご褒美は???
ちせは待望のダイナゼノンに乗れて、「みなさんご一緒に!」と唱和する活躍場面があったけど・・・(ちなみに余談だがシリーズ通してのベスト声優はやはり安済知佳で間違いないと思う。本当にこの人のセリフや演技は神すぎる。ダイナゼノンの12話の最後、飴を舐めながらの「似合ってたまるか」は全てが完璧でした)
でも、こよみ君とかもうちょっとだけ何とかならなかったのか・・・
あとオニジャとかジュウガとかムジナとか怪獣組のメンバーは?
シズムとか流石に絶対出てくるんだろ、と最後まで期待していたのは俺だけですかね?
まぁ、確かにカット1枚分だけ出てきたけどさ・・・
というわけで、姫が出てくるというのは残念ながらネットの事前情報で知ってしまっていたので、もう少しだけ5千年前の話を含めて回収してくれるんじゃないかと期待してしまったわけですが、結果としてまぁ本作はグリッドマンだったんですよ。
まぁ、タイトルがそうなんだから当たり前なんだけどさ・・・
まぁでもさっきから何度も劇場版DVD見返してるし、ラストの告白シーンの破壊力も最高なわけですが、文句なく面白かったんですけどね。
ただ、やっぱりもうちょっとだけダイナゼノン組の物語を見たかったなぁ・・・
まぁ、ネットの評判見る限りやっぱりグリッドマン好きのほうが明らかに多いみたいだから、たぶん、今回の内容で良かったんだと思うんだけどね。
でもやっぱりダイナゼノンは最高ですよ。とりあえずまた見直すわ。
あと最後に「美咲山レイラ」っていう没ヒロインが誰だかわからんかったんだけど、この人なの??
やっぱりアニメもたまには良いねぇ。童心に帰るならアニメが強いのかもやっぱり。