近代麻雀に連載された、爆笑麻雀マンガ。
懐かしくて購入。
大学の学生寮「竹丸寮」に入った主人公「矢鴨」が、
ひたすら麻雀で金をむしり取られる。
序盤は、
竹丸寮のキャラの強さだけがウリで、
あまり面白くない。
しかし、「特殊ルール麻雀」が始まってからは、
他の追随を許さない伝説の作品になった。
赤い色が入っている牌が
全て赤ドラになる「20歳の献血ルール」
冬牌がなぜか20枚もある、
「一番寒い日ルール」
鳴くたびに点数が高くなる
「秋の大鳴き大会」
1巻の締め100人麻雀は圧巻。
残念な事に2巻はなく、
単行本未収録のままである。
今となっては知っている読者は少ないかもしれないが、
この作品の2巻が出たら確実に買う。
作者の「坂本タクマ」は、
トレーディングの世界で
マンガを続けているのだから、
やはり異端の才能だったのだろう。