つれづれマンガ日記 改

マンガをテーマに、なんとなく感想。レビュー、おすすめ、名作、駄作、etc

雑居時代

久しぶりに読んだ「山内直実」である。

外面抜群の才色兼備の万能委員長「倉橋数子」と、
マンガ家志望の同級生「三井家弓」に、
神経質な浪人生「安藤勉」の3人が、
一つ屋根の下で暮らす、まさにタイトル雑居時代通りの作品である。

山内作品の特徴なのか、
80年代の作品の特徴なのかはさておき、
とにもかくにも勢いのある主人公キャラクターの強さに
最近のマンガにはない勢いを改めて感じさせられた。

その後、有名なジャパネスクまで延々と続いていく、
原作「氷室冴子」と「山内直実」コンビの
最初の作品と思うと感慨深い。

80年代マンガが持っていた勢いのある面白さが
懐かしい方にオススメしたい。

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