つれづれマンガ日記 改

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マタギ

久しぶりに「矢口高雄」の名前を見かけたので購入。

やはり、自然世界を描かせたら
右に出る者はいない巨匠の一人である。

シンプルなタイトルだが、その名の通り
マタギ」という狩猟の世界を、
少年マンガ的に描いた作品で、
70年代的な過剰な表現はあるものの、
自然社会を見事に紙面に再現している。

惜しむらくは、文庫版というサイズである。

この壮大な自然を描いた絵を、
ちっぽけな文庫サイズで読むのは非常に息苦しい。
また、「白土三平」的流派ともいえる、
文字の解説も非常に小さく読みづらい。
やはり、矢口作品は単行本サイズで読むべきなのだろう。
収録話数が多いので、値段が高いのだけは難点である。

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マタギ  矢口高雄 (ヤマケイ文庫)

マタギ 矢口高雄 (ヤマケイ文庫)