つれづれマンガ日記 改

マンガをテーマに、なんとなく感想。レビュー、おすすめ、名作、駄作、etc

グッドモーニング・コール

(2012年評)
連載開始から、はや20年が経過しているが、
未だに本作は「高須賀由枝」の代表作だろう。

学校でも有名な美形の彼氏と、
突然同棲することになった、主人公菜緒。

11冊全て、彼氏との恋愛模様や、
幸せな日常が描かれており、
まさにベタ甘な作品に仕上がっている。


平凡なヒロインが美形彼氏を見事に捕まえる、
ご都合主義も裸足で逃げ出す幸せな展開が続くが、
何故だか憎めない。

そんな作品。


絶対こんな展開ない、と苦笑いしながらも、
ついつい続きを読んでしまうのは、
多くの読者も同じだったようで、
続編の「グッド・モーニング・キス」が始まるわけである。



複雑な展開やストレスフルな恋愛でなく、
マンガというのは気楽に楽しむものなのだ、
と実感させられる作品だ。

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