つれづれマンガ日記 改

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町でうわさの天狗の子

作者「岩本ナオ」の出世作となった
天狗の子も無事完結。

「雨無村役場産業課観光係」の
牧歌的で少しリアルな世界観も良かったが、
本作は、日常の高校生活の中に
「天狗」という異世界を
自然に混ぜ込んだ、混沌ファンタジー。


天狗と人間のハーフに産まれながら、
女子高生の日々に憧れ、天狗になりたくない秋姫と、
目的のために天狗を目指す、幼馴染の瞬。
そして、それを取り巻くキャラクター達。


途中の伏線も十分回収して、
作者の描きたいものを十二分に描いたという事が
伝わってくる名作。


全12冊。
ファンタジーはこのぐらいの長さが丁度いい。

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