だがしかしも、ついに9巻である。
一時、メインヒロインの蛍さんが不在になってしまい、
暗い展開になっていた本作だったが、
普通に戻ってきて、普通の日常がまた再開されてしまい、
作品としての寿命は延びたが、この後の展開が増々不安。
特に、「だがしかし」が描いている終わらない日常感は、
かなり不安定な設定の元に立脚しているので、
どうすると、色々な意味でハッピーエンドを迎える事になるのか、
今から不安で仕方がない作品である。
駄菓子ギャグ作品として読んでいた本作も、
今となっては立派なラブコメ作品。
あまり痛くない結末を迎えて欲しいものである。