日本の食マンガ、
特に酒と食を描かせれば
やはり他のマンガ家と一線を画すのが「ラズウェル細木」である。
そんな食べるの大好き作者が、
特に好きな寿司の薀蓄を描いて、
ついには自分で寿司まで握り始めてしまう本作。
作品自体は寿司好きにはたまらない面白さなのだが、
大きな欠点が一つ。
それは、
3冊のマンガのうち、
半分以上が、寿司と関係ない別作品が収録されている点だ。
まぁ3冊分のマンガを出すに、
原作が足りなったのはわかるが、
3冊目は風呂のマンガが入っているとは。。。
まぁ、この風呂マンガも、
他の作者には描けない変なマンガなので、
一興と言えば一興だが。
とりあえず本編は面白いので、
寿司が好きな方は読むべし。