つれづれマンガ日記 改

マンガをテーマに、なんとなく感想。レビュー、おすすめ、名作、駄作、etc

金剛寺さんは面倒臭い(1)

 

 マニアックで面倒臭いファンをつけさせたら日本屈指のマンガ家、
とよ田みのる」の最新作である。
無論、私もラブロマ以来ずっとファンを続けている面倒臭い一人である。

とよ田作品がAmazonレビューで大絶賛される等、
なかなか無い貴重な状況が発生している本作だが、
確かに本作は凄い。

星5つかどうかは全く判断できないが、
とにかく勢いとテンションが凄い。

正直、レビューできない。

ラブロマっぽさも回帰している気もするが、
友達100人の奇想天外さもある気がするし、
何よりキャラの描写やバリエーションは、
タケヲちゃん物怪録そのものである。

まぁ、それくらい「とよ田みのる」というマンガ家の
現時点における終着点的作品である。

この圧倒的なオリジナリティを連れて、
一体本作はどこへ行くのか。

見事に着地させられたら、
今年の名作の1本になる事は間違いないだろう。

続きが楽しみである。