つれづれマンガ日記 改

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男子高校生の日常

なんともいえない
シュールなギャグを展開してきた本作も、
ついに完結である。

確かに、女子高生作品ばかりの現代において、
男子高校生のどうしようもない
馬鹿さ加減に着目した点はよかった。


ただ、全般的にシュールで薄めのギャグが、
同時に弱点でもあり、
3、4巻あたりから若干マンネリだったのも事実だろう。

その意味で、7巻という数字は
妥当なところだったのではないだろうか。


昨今の、ライトギャグ系の作品は
どれを読んでもなんとなく、
ギャグの方向性がオリジナリティに欠ける気がしてならない。

その辺り、
ネジが一本飛んでしまった
作品が読みたい。

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