つれづれマンガ日記 改

完結してる漫画をテーマに、なんとなく感想。 レビュー、評論、おすすめ、駄作、名作、etc

1/11 じゅういちぶんのいち

一時期話題になった本作を今更ながら読了。

サッカーマンガというより、一人のプロサッカー選手の
人生に関わった登場人物達を描いたオムニバス形式の
ヒューマンストーリーという構成の本作。

特に、序盤の面白さは抜群で、
ストレートすぎるほどの感動作品として完成されている。

ただ、人気が出てしまったせいか
中盤からは若干間延びしている感が否めなく、
最終2話は個人的には完全に蛇足だった気がする。

また、最終話の手前のヒロインとの物語の結末は、
めぞん一刻の「桜の下で」とあまりに類似しているので、
作者「中村尚儁」のオマージュと捉えた方が良いだろう。

画力が高いわけではなく、サッカーシーンが素晴らしいわけでもないのに、
これだけ感動する作品を描ける、ネームの技術は素晴らしい。

作者の別作品も是非目を通してみようと思う。

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