まだまだマイナーだった時代の「押切蓮介」が描いた
得意のお化けギャグを使った4コマ作品。
作者にとっての初のシリーズ完結作品という事で、
確かに時間軸的には「でろでろ」より少しだけ早く完結している。
お化けをぶん殴ってギャグにするというジャンルは、
確かに押切作品が初めて創った世界なので、
その点のオリジナリティはあるが、
当時の作者の画力や初の4コマ作品であった点等、
物足りない点は多い作品である。
しかし、全2冊で5年も経過している為に、
作中で徐々に画力が向上している点は面白い。
作者のファンの方にオススメしたい。