つれづれマンガ日記 改

マンガをテーマに、なんとなく感想。レビュー、おすすめ、名作、駄作、etc

緋色の椅子

夏目友人帳の「緑川ゆき」が描く、
ファンタジー作品


貧しい村で育った少女セツと、
その幼なじみルカ。


しかし、ある日彼の元には
王族の遣いが現れ、
彼に王位を継がせるべく
王都に連れて行く。


再開を誓った二人が、
再び王都で出会った時、
予想もしなかった事態が起こり…


作品自体は王道ファンタジーだが、
説明が多く詰めの甘い部分もある。

今の作者なら
もう少し上手く描いているのかもしれない。

そんな初期の頃の不器用さを含みながらも、
作者の作品に対する、
思い入れを感じる作品である。

f:id:mangadake:20161206071618p:plain


 

緋色の椅子 全2巻 完結セット(白泉社文庫)

緋色の椅子 全2巻 完結セット(白泉社文庫)