つれづれマンガ日記 改

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ギャンブル王子 嵐

故「中島徹」先生といえば
ギャグ漫画の大御所であり、
代表作はやはり「玄人のひとりごと」だろう。

しかし、個人的にはこの
「ギャンブル王子 嵐」
を最高傑作に置きたい。


日本の中学に転校してきた
「英国のギャンブル王子」
その名の通り、
毎日毎日ひたすらギャンブルをする。


そしてカモられる
担任の先生やクラスメート達。


中でも、狙った掛け目を100%外す、
ライバル「運河無人」のキャラは抜群だった。


賭けの対象になった人は、
ことごとく不幸になる。

なにせ、100%負けるのだから
天変地異を引き起こしてでも負ける。
その辺りが最高である。


ギャンブルを題材にしたギャグ漫画は様々あるが、
この運河無人を越えるキャラには多分出会えないだろう。

もはや漫画喫茶でも見つけにくい逸品だが、
見かけたら必ず読んで欲しい素晴らしい傑作である。

渇いた笑いや、
シュールな笑いもいいが、
こういうベタなギャグ漫画も
たまに読みたくなるものだ。



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