つれづれマンガ日記 改

マンガをテーマに、なんとなく感想。レビュー、おすすめ、名作、駄作、etc

EIGHTH

河内和泉」の描く、SFアクション作品。
バイオテクノロジーの研究所に所属するガードの主人公が、
不思議な能力を持つヒロインをガードする事から始まる物語。

あくまで遺伝子工学や医療研究といった
「舞台」を元に展開するアクション作品なので、
その辺りのテーマを本格的に展開する作品ではないので、
その点は誤解がないように。


響きの良い舞台を元に、
格好いいキャラクターや可愛いヒロインが活躍する
ある意味ライトノベル的な作品なので、
良くも悪くも非常にガンガンJOKERらしい作品といえる。


作品自体の質はいたって普通なのだが、
如何せん16冊を通して何かを描いた物語というよりは、
ある程度無難に、連載が続いて16冊といった作品なので、
構成は難あり。

要所要所でキャラクターにスポットを当てた物語が展開するので、
長い目で見ると長所があるものの、16冊読むにはだれる。

作者「河内和泉」の描く絵とキャラが好きならオススメしたい。

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