年末は色々とマンガランキング企画の雑誌が出そろうわけで、今年、超久しぶりに頑張ってランキング作成することにした。
ランキング作成をやめていた理由としては、まずエンタミクス廃刊が大きかった。それからダ・ヴィンチのランキングが50位まで発表されていたのが、30位までになってしまって情報量が減った。このあたりでランキングのバランスが悪くなった。
というわけで何年も放棄していたのだが、今年は久しぶりに作成してみる事にした。
以下はランキング集計方法などを未来の備忘のために自分用にまとめたもので、実際のランキングは近日中にアップ予定なのでしばしお待ちを。
【ランキングルール】
ランキング作成に利用したデータは以下の5つ。
①このマンガがすごい!2024オトコ編
②このマンガがすごい!2024オンナ編
③THE BEST MANGA2024(フリースタイル)
④BOOK OF THE YEARコミック部門(ダ・ヴィンチ)
⑤マンガ大賞2023
①から③は50位まで発表されているけど④は30位までと⑤は10位までしか発表されないので調整が必要な点が面倒くさい。
【各ランキング企画の特徴】
『このマンガがすごい!』
→その年話題になった作品を中心に選考されている。オトコ編とオンナ偏があるのでバラエティに富んでいて良い。
『THE BEST MANGA』
→2010年からやってる雑誌フリースタイルの老舗企画。一言でいってマニアックで渋い作品がランクインする。
『BOOK OF THE YEAR』
→雑誌ダ・ヴィンチの企画。こちらも老舗。その年に発表された作品にこだわらずに昔からの長編名作も選考されるのが特徴。ただし以前と違って30位までしか発表されないので集計調整が面倒・・・
『マンガ大賞』
→2008年から実施されている権威ある賞。一次選考は数多くの作品が出るが、最終的には10位までしか発表されない。
過去に作成した総合ランキングと違ってマンガ大賞を組み入れた理由は、やはりマンガ大賞の選んできた作品の質の高さと賞の長い歴史を踏まえてランキングをバランスよくしてみようかと思って入れてみた。
【集計方法】
基本的な考え方としては各雑誌における順位をそのまま合計していって、一番点数が少なかった作品を1位とする。
今回は5つのデータソースを使っているのでその5つで1位を取る作品があれば、点数は5点になって最小なので優勝、といった感じ。
ただ50位まで発表されている雑誌もあれば30位までだったり10位までだったりする企画もあるので調整が必要。
ざっと調整して集計してみたところ複数ランキングされてる作品が上位に出てきているので良さそう。あと、このマンガがすごいとTHE BEST MANGAに選ばれないと60点加点という大きく減点されるのでその点は悩ましいが、反面、BOOK OF THE YEARやマンガ大賞は既に有名になった作品も選出されがちなので、「今年のマンガ」という意味ではこの集計方法で問題なさそう。