それなりに未収録作品が増えてきたので、
そろそろ出るかなぁと思っていたら、やはり発売。
文句のつけようがない名作の続編という事で、
少し不安もあったが、どの収録作品も素晴らしく、
続編の名に相応しい出来栄えであった。
この辺りマスターキートンの続編とは
感触がかなり違ったわけだが、その点は
別の機会に書くことにする。
ともあれ、美術マンガ史に燦然と足跡を残した作品なので、
未読の方には今すぐ読んでほしい名作である。
旧作のレビューはこちら。
あと、同時期に発売された短編集2に関しては、
「さすがの猿飛」目当てで買ってしまったが、
予想の斜め下を行く出来栄えで泣きそうである。
まぁ、流石に36年前の頃とは作風も絵柄も違うから
無理だよなぁ、と自分に言い聞かせる事にした。