つれづれマンガ日記 改

完結してる漫画をテーマに、なんとなく感想。 レビュー、評論、おすすめ、駄作、名作、etc

図書館戦争 LOVE&WAR

有川浩」の有名な原作小説をコミカライズした本作。

検閲により本が狩られる時代、
メディアを規制するメディア良化委員会と、
それに対して図書館の自治を守る図書隊の対立という、
なかなか突拍子もない設定が、ある意味マンガの世界に非常にマッチしている。

ただし、設定こそ特異なものの
中身は非常にストレートな少女マンガで、
高校時代に自分を助けてくれた憧れの王子様を求めて
図書隊に入隊するヒロイン「笠原郁」が、
厳しいながらも面倒見の良い堂上教官に、
徐々に惹かれていくというあたりは、完全に王道ラブコメ作品である。

全15冊の本編は、登場人物たちの人間関係と、
図書館戦争、そして、主人公二人の恋愛と非常にバランスが良い作品だが、
外伝にあたる別冊シリーズに関しては、もはやラブコメ要素しかないくらい
キャラ恋愛を前面に押し出しているので、
ファンの方には面白いかもしれないが、漫画作品としては
本編15冊で十分完結している作品といえるだろう。

作画担当の「弓きいろ」の描くキャラクターも魅力的で、
花ゆめ的なラブコメ作品が好きな方にオススメしたい。

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図書館戦争 LOVE&WAR 15 (花とゆめコミックス)

図書館戦争 LOVE&WAR 15 (花とゆめコミックス)