つれづれマンガ日記 改

完結してる漫画をテーマに、なんとなく感想。 レビュー、評論、おすすめ、駄作、名作、etc

めだかボックス

西尾維新」という才能が、
単なるマイナージャンルの存在ではなく
ジャンプというメジャーな舞台に
耐えうる事を見せつけた異色の傑作。


才色兼備を超えた生徒会長「黒神めだか
を中心に展開する学園バトルとも呼べる本作は、
オタク色の強い「暁月あきら」の絵柄と相まって、
原作者の創る濃いキャラクターを増々濃い存在にして、
完全に読み手を選ぶ作品に昇華させた。


特に、ダークヒーロー「球磨川禊」
の存在感は圧倒的。


このキャラクターがいたからこそ、
めだかボックス」という作品は、
幾度とない打ち切りを逃れ、
最後には大団円といえるところまで
連載を勝ち取ることができたといっても過言ではない。


序盤こそ面白い作品ではないものの中盤から後半にかけて、
徐々に西尾維新もマンガの世界との付き合い方がわかってきたようで、
徐々に増える作品内で展開される言葉遊びと、
マンガそのものをメタフィクションとして遊んだ腕前は流石であった。

絵柄で好き嫌いが別れる作品ではあるが、
オリジナリティの高いマンガを読みたい方にはオススメできる作品である。
 

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