Amazonでの評価が叩かれ過ぎていて笑える。
最近よくあるWebから派生したエッセー漫画ではあるが、
確かに叩かれるに値するレベルで、絵も物語も構成も下手で、
なかなかに味わい深い一品である。
ただ、最大の問題は、
この主人公はそれほど人生をこじらせておらず、
普通に勝ち組なのに、負け組の多い、
自分語りエッセーマンガ界に参入したうえに作品化までされてしまった事が、
これだけ多くの酷評を産み出してしまった要因なのだろう。
まぁ、作品化される事と作者の才能はあまり相関していないので、
この辺りは難しい問題なわけだが。
とはいえ、最近のWebから登場した作品は
絵や構成等全てにおいて、この程度なので、
元々あまり期待せずに読んだのでダメージは少なかった。
恐らく作者の次回作はないであろうから、
マンガ喫茶あたりで読むのが良い作品である。