「りびんぐゲーム」で世に出た
作者「星里もちる」の初期作品。
どうしても結婚したい主人公「紺野雅寿」と、
仕事に夢中で結婚にメリットを感じない
彼女の「見城早苗」の二人の恋愛を描いたラブコメディ。
ただし、ラブコメ系の中でもコメディが強みの
作者の作風と「結婚」という
重いテーマは、何とも相性が良くなかった。
また、全体的に90年代に大流行した
恋愛ドラマの流れを踏襲している部分も、
オリジナリティの部分で今一つ。
勿論、この時代の青年誌の恋愛マンガは
大概そのレベルではあったのだが。
時代背景的に懐かしさ満載の作品である。