「かえんぐるま」「渡瀬希美」
そして、現在は「渡瀬のぞみ」
色々と名前の変わる作者だが、
本作が代表作と言って良いだろう。
交通事故で瀕死の重傷を負った主人公
「瑠璃広吾妻」は、神様「ヤクシ」に憑りつかれ
一命をとりとめる。
しかし、その代わりに「薬師」に変身し、
人間に憑りつく鬼退治をさせられる事になるという、
ある意味王道設定のファンタジー作品である。
ストーリー、キャラクター、絵、
全てにおいて平均的で、
過去から現在に至るまで、
大きく変化していないのは、
作者のある意味スゴイ点。
最近では新作の発表がほぼない状態だが、
いつかまた新作を描く時があるのだろうか。
旧ノーラやファンロードといった、
非常に懐かしい系列の作者である。