多摩川のそばで昼間から遊んでいる、
ニートのようなおっさんと女子高生の出会いを描いた本作。
川のそばで一目惚れというと、
荒川アンダーザブリッジを思い出してしまうが、
フィクション系ではない。
ただ、おっさんに一目ぼれする女子高生という、
わりとあり得ない設定を、
なんとなく無難な日常マンガに落としているので、
読者としては、どうにも理解が追い付かない部分も多い。
また、キャラクター設定そのものも、
わりとマンガ的で、あまり現実味はない。
そのくせ、物語の核心部分は割とシリアスに現実を
挟み込んでくるので、ちぐはぐな読後感になる作品だった。
適当なラブコメが好きな方にオススメ。