近年、新刊が出るのを
常に楽しみにしていた作品。
オオクワガタと肉
この2つを軸に
ひたすら熱い持論を展開する
寺門ジモンの生き様は、
近年珍しいほど暑苦しい。
そして、その暑苦しさを
「刃森尊」の画力が
これ以上ないほど
さらに暑苦しく演出している。
あの画風が、
これほどネイチャージモンの
キャラクター性とマッチするとは
思わなかった。
可能ならばまた特別編などを
引き続き連載し、
単行本を出して欲しい。
彼の生き様には現代人が失いつつある、
情熱が詰まっている。
好きなことを見つける、
というのはやはり
生きていくうえで重要なテーマなのだ。
昨今の料理漫画大ブレイクの
直前まで連載していた辺りも、
ネイチャーらしいひねくれ方である。
続編が読みたい。