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つれづれマンガ日記 改

完結してる漫画をテーマに、なんとなく感想。 レビュー、評論、おすすめ、駄作、名作、etc

保健室の死神

2010年代男性系 総合3.0以上(読んで損はない)

本作には2つのストーリーがあった。

一つは、保健室の死神と呼ばれる
怖い顔の「ハデス先生」が、
生徒の心に巣食う「病魔」と闘う
シリアスなファンタジーアクション。

もう一つは、登場人物の生徒たちが織り成す、
学園コメディ作品としての物語だ。


この手のパターンを内包する連載は
成功すれば非常に人気のある
息の長い作品になる場合が多いのだが、
本作は全10冊程度で終了となってしまった。


個人的にはやはりシリアスパートが問題だったと見ている。


作者「藍本松」は、

「泥で作られた人間」で初連載をするような作者なので、
明らかに深い話やシリアスパートが好きなのだが、
残念ながら、シリアスパートの才能があまりない。


翻って、コメディパートの才能は、
かなりのものがある。

個人的にはこのコメディパートの面白さは、相当好みであり、
お気に入りの作品として楽しんでいた。


この辺り、作者が自分の描きたいものでなく、
描けるもの、に執着して作品作りをしていたら、
もう少し本作は人気を得ていただろう。


ただまぁ、連載が長くなれば良いというものでもないので、
その辺りは難しいのだが。


次回作品が、どちらのテーマで攻めてくるのか。
その点を非常に楽しみにしている。

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