地味ながらも非常に良い作品が登場したので、
思わず、紹介せずにはいられなくなった。
将棋マンガで「羽生」が紹介の帯を書いているぐらいだから、
しっかりした作品だろうとは思ったが、
素晴らしく骨太の作品である。
あらすじとしては、26歳でプロになれずに奨励会を出る事になった、
元棋士の再生の物語なのだが、地味ながらも非常に味わい深い。
惜しむらくは、この地味なタイトル。
再生はわかるが、リボーンの棋士は流石にないだろう。
しかも、表紙も地味。
このままではマーケティングで埋もれてしまうので、
せめて応援の意味で、このブログを書いておく。
アマチュア将棋に目を向けた、
新しい将棋作品の登場かもしれない。
作者「鍋倉夫」に期待である。