さすがの猿飛である。
「細野不二彦」の往年の名作が、
新作として復活したので懐かしさから購入。
旧作の設定は高校生だったが、
今作では大学生という設定の肉丸と魔子ちゃん。
1980年に発表された作品の続編なので、
軽く30年(40年?)以上経過している事を考えると、
色々恐ろしくなるが、作品自体の面白さはそれなりだったので
流石ベテランの腕前である。
ただ、マンガの内容自体が完全に最近の細野不二彦作品そのものであり、
少年マンガを描いていた当時の画風の面影がゼロな点は寂しい。
まぁ、主人公二人が大学生になっているので、
この描写でも間違いはないのだろうが。
本作とは別に、旧作はアニメばかりが有名だが、
マンガ版全7冊の面白さは素晴らしいものがあるので、
未読の方には是非一度オススメしたい80年代屈指の名作である。
と思ったら旧作のレビューをまだ書いていなかったことに気付いたので、
後日書く事にする。