7巻の終わりのヒキの強さから、
続きがきになって仕方がなかった本作だが、ついに8巻発売。
今、最も好きな作品の一つであり、
マンガ大賞2016では3位らしいが、
個人的には俄然1位である。
石塚真一は、「岳」が有名だが、
作品のクオリティとしては、圧倒的にこの作品が勝っている。
何より主人公キャラクターの造形が素晴らしい。
ただ、ここまで痛烈な挫折や後悔を味わっていないので、
そこをどのように処理するのかが気になるところ。
しかし、岳のラストをしっかり現実に落としてくれた作者なので、
その辺りも巧みに魅せてくれるのではないだろうかと期待している。
あぁ、また9巻が待ち遠しい日々が。