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つれづれマンガ日記 改

完結してる漫画をテーマに、なんとなく感想。 レビュー、評論、おすすめ、駄作、名作、etc

三四郎2 さんしろうのじじょう

1990年代男性系 総合4.0以上(殿堂入り)

作品発表から早20年以上ということで、
なかなか古本屋でも見つけづらくなった本作を久しぶりに再読。

いやぁ、懐かしい。

好きだった作品も10年ぐらい読まないと、
それなりに忘れるもので、
再読すると当時の感動が甦ってお得な気分である。


設定自体は、至って単純な学園ドタバタコメディ。

主人公三四郎の前に突然現れた押しかけの許嫁が、
馬鹿力の大和撫子という設定で、
ドクタースランプうる星やつら
足して2で割ったという説明がぴったりの作品。

それだけしかウリがなければ、芽が出なかっただろうが
連載を続けるにつれ徐々に作者「きくち正太」の才能が爆発。

特に9巻の「ザ・ラストワルツ」は畢生の出来栄えで、
20年前にこの作品を描いた時点で、
現時点までの作者の成功は保証されていたのかもしれない。

後の「おせん」等の系列に連なる、
日本文化への敬意や、粋の文化等も
既にこの時から根付いており、
まさに作者の原点ともいえるべき作品。

また、氏の作品の中でも、
綺麗に完結している点も高く評価したい。


個人的に「きくち正太」ファンという事もあって、
多少下駄を履かせて殿堂入りさせておく。

今となってはなかなか綺麗な状態では手に入りづらいが、
漫画喫茶等で読む機会があれば手に取る事をオススメする。

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