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つれづれマンガ日記 改

完結してる漫画をテーマに、なんとなく感想。 レビュー、評論、おすすめ、駄作、名作、etc

セカイのミカタ

2010年代男性系 総合3.0以上(読んで損はない)

(2012年評)
第1巻の帯は、「惑星のさみだれ」で
まさに人気絶頂を迎えていた水上悟志

「このアングルを、コマ割りを、画を見よ」

と来たものだから、即座に購入してしまった。

町の裏路地が異世界につながる万住町。
その世界で、幼い頃に弟を異世界に
失踪させてしまった主人公が、
異界管理局に勤めることから物語は開始する。

オビの推薦文どおり、
その作風、特に画は独特で、ちょっと類を見ない。

連載終了後に知ったことだが、
モーニングで連載していた「GREGORY HORROR SHOW」の
作者だった事を知り、妙に納得してしまった。
あの異様なアングルの世界観は確かに通じるものがあった。

キャラクターデザインもなかなかの出来栄えで、
見応えのある作品だったが、
惜しくも2巻で打ち切られてしまった。

発想や画がセンスに富んでいるマンガ家は、
多くの場合、ストーリー構成(プロット)も奇抜になりすぎる嫌いがある。

本作もその傾向があり、結果として打ち切りの結果となったのだろう。
しかし、そのオリジナリティは高く評価したい作品だった。

現時点で鈴木小波の作品暦を見る限りでは
傑作を産み出せてはいないが、
長い目で見れば、何かを残せるマンガ家だと思われる。

絵に逃げることがなければだが。

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