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つれづれマンガ日記 改

完結してる漫画をテーマに、なんとなく感想。 レビュー、評論、おすすめ、駄作、名作、etc

冷蔵庫探偵

(2012年評)3巻で完結となってしまった本作。思ったより寿命が短かったというのが、正直な感想である。 ケータリングの仕事をしている主人公レイコは、他人の冷蔵庫の中身から、その人の人生をプロファイリングできる冷蔵庫探偵。 この設定はかなり秀逸だっ…

AKB49〜恋愛禁止条例〜

最初に断わっておくが、まったくもってAKBファンではない。 しかし、本作は近年の少年マンガの中でも、最高峰の一角ともいえるレベルで少年マンガだった。特にラスト間際は泣かされっぱなしだった。連載開始当初、マガジンで見かけた時は、よくあるアイド…

ハナコ@ラバトリー

煩悩寺で好評を博す秋★枝と、独自のギャグマンガ路線を進む、施川ユウキ原作による異色の作品。トイレから離れられない地縛霊の花子さんが、様々な人の人生と触れ合うオカルトコメディー。昔からある「トイレの花子さん」だが、本作のように「トイレ」ならば…

あの日からのマンガ

(2012年評)しりあがり寿と言えば、個人的には「流星課長」がお気に入りである。 「どんな満員電車でも必ず座って帰る伝説の中間管理職」 風刺作品としても単純なギャグ作品としても秀逸だった。 そんな奇才が描いた、大震災以降の日常を描いたマンガ。 震災…

さよならもいわずに

この作品は、本当にレビューに向かない。 なぜなら、心ある人間ならば本作に「面白くない」という烙印を押せないからだ。 作者上野顕太郎の最愛の妻との永遠の離別。 そのどうしようもない現実を作品にする事で、自身の心を昇華しようと試みた作品。 しかし…

響子と父さん

(2011年評)石黒正数は昨今の人気マンガ家の一人だが、個人的には、「それ町」以外の作品、特に短編集への評価が低い。 故に、最近噂になった「外天楼」もまだ怖くて手を出せずにいる。 多分、テーマ性といったものを非常に大事にするタイプの作家なのだろ…

とある飛空士への追憶

メディアミックスの功罪 本作を読んで感じたことは第一にそれだった。 もともと、ライトノベルの原作に関しての噂は聞いていた。大変素晴らしい作品だ、と。 ただ、基本的にはマンガを読むスタンスなので、原作に手を出したことはなかった。 そんな私がこの…

TIME KILLERS

青の祓魔師を連載中の作者「加藤和恵」による初の短編集。 19歳のデビュー作から始まって、エクソシストの原型となった、「深山鶯邸事件」までが収録されているが、一言で言って、テーマがバラバラの短編集である。 同じ作者の短編集なのに、これぐらいバラ…

ブルーカラー・ブルース

絵が上手いわけではないし、コマ割りにセンスがあるわけでもない。ネームが素晴らしいわけでもない。 このタカという作者はやはりまだ素人に毛が生えた程度だ。 けれども、この作品が放つリアリティは本物だ。 現代社会の劣悪な労働環境を、これでもか、とい…

詩人てるゆき

読んだ作品は記録しているので書いておくが、一言で言うと、本作は「虚無」。 とりあえず、あまりにも何も感じなかったので、びっくりして再度読み返したが、やはり何も残らなかった。 こうしてブログに残さなかったら確実に1ヶ月後には記憶の片隅にも残ら…

ネクログ

妖怪奇譚「もっけ」の作者「熊倉隆敏」の描く中華系ホラーファンタジー。 前作で見せつけた圧倒的な健全さとほのぼのさを全て投げ捨てて、ひたすら作者の描きたいものを描いた作品。 その意味で、打ち切りっぽい全4冊の完結も頷けるというもの。 とにもかく…