読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

つれづれマンガ日記 改

完結してる漫画をテーマに、なんとなく感想。 レビュー、評論、おすすめ、駄作、名作、etc

伊賀野カバ丸 そりから

本屋でたまたま目に入った本作。まさか、伊賀野カバ丸の新作が出ていたとは。。。 さすがに現在の作者の画力等含めて、再現は難しいだろうと思っていたが、及第点にはなっていたので安心した。しかし、前作と比較すると良くも悪くも勢いがなくなっていたのは…

結婚しないと思ってた

(2012年評) 最初に断っておくが、デビュー作「カラスヤサトシ」を読まずに本作を読んでも何も面白くないという点を強調したい。 本作はマンガ家カラスヤサトシが自分の理想の女性に出会うためにどうしようもないお見合いを繰り返し、そして、最後には幸せな…

箱舟の行方

(2012年評)シギサワ カヤ初の作品集。 不倫から初心者の恋愛まで幅広く抑えた恋愛オムニバスとなる。 特に表題作品「箱舟の行方」は、新人作家としてはかなり出来が良い。しかし、懸念はある。 それは性描写が高いレベルを誇っている点だ。 ある程度年齢層…

7年目のツレがうつになりまして。

まさかの映画化まで果たしてしまった「ツレがうつになりまして。」の完結編とも思える続編。最早、うつだったころの緊迫感や切実さは過去のことになりつつあり、自然体での暮らしを楽しみ始めている二人の生活には、微笑ましさを感じる。ただ、それが漫画と…

ヨメさんは萌え漫画家

萌えキャラで一世を風靡した作者「こげどんぼ」による日常切り売りマンガ自衛官の旦那さんとマンガ家の嫁という組み合わせを上手く料理しているあたりはさすがにベテランの腕前だが、昨今は、この手のエッセー系マンガがかなり出版されているので、評価とし…

orange

連載完結まで紆余曲折あった本作も、昨年、無事完結。 人気が出た影響で、無駄な引き伸ばしがなかった点は素直に評価したい。学園恋愛ジャンルの作品に、未来の自分から手紙が届くという、SF要素を加える事で、多少オリジナリティを高めている類の作品だが…

水面座高校文化祭

(2012年評)第一巻の表紙をめくれば、そこに広がるのは文化祭の熱狂。 なんとなしに手に取ってみた作品だったが、とにもかくにも絵が上手い作者だった。 これだけ画面狭しとキャラクターを動かせるのだからマンガ家としての資質は十分なのだろう。 しかし、…

ミラーボール・フラッシング・マジック

(2012年評)一冊の中に様々なテーマを含んだ短編集。 実験的な作品からいつもの雰囲気の作品まで色々含んでおり、タイトルのミラーボールにふさわしい内容。 収録されている作品の中で一番合わなかったのは、「うつくしい森」 描きたいテーマの抽象化が不十…

地上はポケットの中の庭

(2012年評) この作品は評価が大変難しい。 私の好きなレビューブログにおいても、面白いのではなく上手いのではないか、といった表現がされていた。 私も同様の感想を持っている。 庭をテーマにしたオムニバス形式の作品だが、当然ながらその地味なテーマ…

鉄道少女漫画

(2012年評)本作は鉄道と恋愛がメインテーマのオムニバス形式の作品となるが、相変わらず読んでいて安心できるマンガ家である。 昨今の短編集は、駄作が混じるケースが殆どだが、本作の場合、どれをとっても捨て作品がない辺りはさすがというべきか。 正統…

うどんの女

(2012年評) 作者名「えすとえむ」は、私の中で、新作をチェックしなければいけないマンガ家として刻まれた。 今回眺めているこのマンガがすごいランキング入り作品の中では、現在、頭一つ抜けている。 そんな印象を受けた。 とにもかくにも、展開が独…

かわいい悪魔

自分のセンスだけに任せて作品作りが出来ればどんなにありがたいことか。 そんな才能を感じさせるマンガ家が志村貴子だ。 彼女の描く作品には、あまり作りこまれている雰囲気が無い。申し訳ないが、壮大な物語やプロット作りに志村貴子が頭を悩ませている姿…

竜の学校は山の上

(2012年評)本作は、それなりに好評なようだが、 あえて辛口なレビューをさせていただく。 一言でいうと、「RPGゲーム世代」に、星新一の真似事をさせるとこんな作品になるのかなぁ、といった感想だった。 幻想と現実の錯綜した本作が新しくみえるのは、…

69億のクリスマス

クリスマスとサンタクロースをテーマにしたオムニバス作品。 とりあえず読んでみたが、お勧め度は普通といったところ。 ただし、絵と作品の雰囲気は良くマッチしているので、今後も作品を作り続ければ、そのうち佳作は作れそうなマンガ家ではあった。 個人的…

HER

傑作社交ダンスマンガを連載した、ヤマシタトモコが描く、女性をテーマにしたオムニバス形式の作品。 一つ一つの話の完成度は非常に高く、様々な日常の場面における女性心理が鮮やかに描かれている。 個人的には、女子高生の日常を描いた、3話目の作品が最…