読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

つれづれマンガ日記 改

完結してる漫画をテーマに、なんとなく感想。 レビュー、評論、おすすめ、駄作、名作、etc

九月病

(2011年評)シギサワカヤ作品2つめ。 兄妹の近親相姦 同僚との恋人とはいえない関係妹の売春元恋人のリストカット とりあえず、描きたかったであろう歪んだ空想を色々詰め込んだ作品となっており、混沌としている。 面白い話もあれば、若干その感性につい…

ママはテンパリスト

(2012年評) とりあえず、最終巻が発売され完結したので書くことに。 育児エッセイマンガは数あれど、この作者ほど息子をネタにしてしまった母親はいないのではないだろうか。 ギャグマンガ家の宿命とはいえ、物凄い潔さである。 愛息「ごっちゃん」が大人…

高校デビュー

中学時代に野球部に全力を傾けた主人公「長嶋晴菜」は、高校生になったら素敵な彼氏を作って幸せな毎日を送るべく恋愛の高校デビューを目指すのだが。。。 物語の導入部で、主人公が何かの舞台にデビューするという展開は昔からあるテーマである。 基本的に…

青空エール

吹奏楽部をテーマにした本作も全19冊で無事完結。高校デビューも別の意味で完成度の高い作品だったが、「河原和音」のマンガとしてはこれがベストではないだろうか。名門吹奏楽部に入部した初心者の主人公「小野 つばさ」がひたすらトランペットに打ち込むと…

コミック☆星新一午後の恐竜

今回は若干珍しいタイプの作品となる。 本作は、天才星新一のショートショートをコミカライズした作品。 様々な作者が参加しているが、有名どころではやはり志村貴子だろうか。 作品も「生活維持省」と、氏の作品の中でも有名どころをマンガ化している。 し…

敷居の住人

なんともいえないダラダラした高校生の男女関係を描いた傑作。 本作の白眉はやはりヒロイン菊池ナナコの存在ではないだろうか。 美少女で女性受けが悪くて、中学時代はイジメにあっていたヒロイン。 文字で書くのは簡単だが、これをキャラクターに起こすのは…

愛すべき娘たち

女性心理をテーマにしたオムニバス形式作品としては、本作が私のNo1お勧め作品といえる。 2話目だけは、構成、内容共に低評価だがその他の話は完璧である。 よしながふみ独特のセンスあるコマ割。 キャラクターが無言でも伝わってくる心理描写。 心の内…

Real Clothes

働く女性をテーマにした作品としては、さすがベテラン槇村さとる、面白い内容に仕上げている。 そもそもマンガ家業が所謂サラリーマンとは一線を画している事からも、この手の働く主人公の作品を描くのは案外難しいものなのだ。 本作は百貨店に勤める主人公…

ダイアモンド・ヘッド

水城せとなの人間心理を描く才能には恐ろしさを感じる。 現在連載中の失恋ショコラティエでは、本人が「ふつーっぽい作品を描いた」というだけあって、その強力な牙を隠してかなりマイルドな作品に仕上がっているが、以前からの水城作品の読者から見るとそれ…

ハチミツとクローバー

駆け出しの新人作家には決して書けない作品を作る、それが羽海野チカの持ち味だろう。 美術学校に通う学生たちの生活を、全体的に軽いコメディとして仕上げているが、全体を通して描きたいテーマは明らかに重たい。 その二面性のギャップが、物語に深みを加…

魔法使いの娘

「那州雪絵」健在なり。そう思わざるを得ない傑作。 往年のマンガ読みならば那州雪絵の名前を聞いて浮かぶのは名作「ここはグリーンウッド」であろう。 しかし、かの名作を輩出して以来、彼女の名前を久しく聞かなかったのも事実である。 そこにきて、本作の…

西洋骨董洋菓子店

作者よしながふみの「美味しいもの好きの才能」と「キャラクターの心理を掘り下げる才能」がいかんなく発揮されている本作。 短い巻数ながらも物語全体に無駄がなく、濃いキャラクターがそろう洋菓子店の日常を楽しく描いている。そんな中、オーナーがなぜ洋…