読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

つれづれマンガ日記 改

完結してる漫画をテーマに、なんとなく感想。 レビュー、評論、おすすめ、駄作、名作、etc

洗礼

加齢とともに美しさを失っていく恐怖に耐えかねた女優が、若さと美貌を取り戻す事だけを目的に、娘を産み、そして自分の娘と脳移植をするという伝説的な作品。 一度読んだら決して忘れられないこの設定は、マンガ黎明期にのみ許された特権であり、このインパ…

こちら葛飾区亀有公園前派出所

マンガに関するブログを書いている人は、今日はみな「こち亀」について書くのではないだろうか。連載40周年200巻にて、ついについに完結してしまった。私がこれから死ぬまでの間に、この記録を超える作品は恐らく出ない。それくらい歴史的な偉業に立ち会って…

藤子不二雄Aのブラックユーモア

いわゆるA氏のブラックユーモア短編集である。 「まんが道 」の回でも評したとおり、A氏のブラックユーモアは、人間の負の感情をストレートに描いており、大変面白い。ショートショートとして見てしまうと、その奇抜さ斬新さはF氏の作品が上だが、人間の…

地球を呑む

やはり、並の作品は描かない巨匠である。本作も壮絶に実験的な作品となっている。自身の悲劇的な人生から、娘達に遺言を残す母親。 金を滅ぼし、法律・規律を滅ぼし、男を滅ぼす。 この約束を胸に、娘達は、世界を滅ぼす為の活動を続ける。そのための手段、…

MW

まさにピカレスク作品と呼ぶに相応しい巨匠の異色短編。それが本作である。 主人公は牧師と銀行員の二人の男性。 若き日に沖縄の離島で一夜を過ごした二人は、翌朝、全ての住民が死滅するという惨劇に巻き込まれる。 しかし、それらの事実は時の政府にもみ消…

忍者武芸帳 影丸伝

70年代カテゴリに入れているが、正確には50年代から60年代の古典に入る作品となる。白土三平の最高傑作と謳われる本作は、当時の少年たちの心を掴んで止まなかったのも頷ける大傑作である。 現代のマンガに慣れている人からすれば、絵は古臭く見えるかもし…

ブラック・ジャック

残念ながら本作を読まれた事がない方とは、マンガの話をする気にはなれない。 説明不要の大傑作だ。 思えば手塚マンガは、普通のマンガとは違う。 宮崎アニメが普通のアニメと区別されるように、手塚マンガもまた、普通のマンガと区別される。 その壁はやは…

まんが道

藤子不二雄Aの最高傑作を挙げろと言われれば、恐らくこの「まんが道」が選ばれるのではないだろうか。 F氏に比べるとA氏の作品は地味に見られがちだが、そのラインナップは当然ながら並の作家とは比べるまでもない。 怪物くんやハットリくんも良いかもしれな…

デビルマン

デビルマンを産み出していなければ、永井豪というマンガ家への評価は全く違ったものになっていただろう。 もちろん、人気作品を多数排出した一流マンガ家である事は理解している。けれども、 デビルマンだけは別格だ。 デビルマンはその主題歌等から、アニメ…