つれづれマンガ日記 改

完結してる漫画をテーマに、なんとなく感想。 レビュー、評論、おすすめ、駄作、名作、etc

総合2.5以上(面白い、かな?)

空色動画

作者「片山ユキヲ」が藤田和日郎のアシスタントという事でつい手に取ってしまった本作だが、まぁ結果としては。。。女子高でアニメを作るというあざとい設定のわりには、作風は藤田和日郎系の方向性。この辺りが既に、残念ながら破綻している。また、展開や…

100万円超えの高級時計を買う男ってバカなの?

題材は良いのに勿体ない。そんな作品である。 時計というのは、まだマンガ界にメジャーな成功例が現れていない重要なジャンルの作品である。 だからこそ、もう少し良いエッセイマンガ家を雇えば、ワンランク上の作品に仕上がったであろうに。 この頃の「マキ…

カラスヤ、YouTuberになる

「カラスヤサトシ」作品は、ほぼ全て好きなのだが、これは面白くなくてびっくりした。カラスヤサトシをYouTuberとしてデビューさせるために、編集部が画策して、ギネスに挑戦させるという作品なのだが、物凄く面白くない。素材である作者が天然の天才だとい…

#こじらせ処女の初彼氏

Amazonでの評価が叩かれ過ぎていて笑える。最近よくあるWebから派生したエッセー漫画ではあるが、確かに叩かれるに値するレベルで、絵も物語も構成も下手で、なかなかに味わい深い一品である。ただ、最大の問題は、この主人公はそれほど人生をこじらせておら…

わたしはあの子と絶対ちがうの

「美人が婚活してみたら」がそこそこ面白かったので、作者「とあるアラ子」の過去作品に手を出してみた。過去の自費出版のコピー本を、加筆して出版されたという本作だが、まぁ、結論としては久しぶりに素人の作品を読んだな、といったところ。序盤の導入こ…

sunny サニー

作者「今村陽子」による短編作品。事故で両親を亡くした、兄夫婦の娘と同居する事になる主人公と、その娘の生活を描いた作品。絵柄は可愛らしいのだが、その分キャラクター設定はかなりマンガ的で、シリアスなドラマを描くにはいささか物足りない。ここまで…

漫喫漫玉日記 深夜便

もはや、人生そのものがどこに向かっているのかわからない危うさを持つ、桜玉吉の日記シリーズ。 漫画喫茶に籠り続けて描かれた最新作。正直、完全に枯れきっている。 枯れた味わいというような状況を通り越して、枯れきったオジサンの日記になっている。 絵…

さよならソルシエ

(2013年評)久しぶりの酷評なので、ファンの方は読まない事。当初、連載が始まった時点では、私はこの作品を避けていた。なぜなら、作者「穂積」の作品だからだ。 内容的には凡庸に見えた「式の前日」があれほど売れた理由は、今まで女性マンガを手に取って…

KING MARKER 王の採点係

ファンタジー色が得意な作者「喜多尚江」による作品。呪いで子供の姿にされてしまった王子様が、現代日本に携帯で転送されてくるという、異色の設定で始まる物語だが、全2冊と、十分な面白さが発揮される前に完結してしまった印象である。王子様の呪いを解く…

タネも仕掛けもないラブストーリー

高校の手品部を舞台にしたラブコメ作品が、全3冊で完結。手品部という設定は悪くなく、そこに、アイドルを目指しているヒロインが加入するという導入部分は良かった。加えて、彼女の手品が実は超能力だったという設定も、興味深いところだったのだが、予想以…

ヤスコとケンジ

俺物語でブレイクした作者「アルコ」の代表作。 元暴走族の総長「ケンジ」とそんな兄貴に頭を悩ます「ヤスコ」の二人の兄妹バトルを描いたコメディ作品。かなりギャグ寄りの作品で、よくありがちないざとなったら頼れるお兄ちゃん的な物語はあまりなく、強烈…

yeah! おひとりさま

「ワカコ酒」を読んだついでで、こちらも読んでみることに。 作者「新久千映」がおひとりさまで映画に行ったり、焼肉に行ったりと一人遊びをルポする作品。 目の付け所は良かったが、作品としてはまぁまぁ。どちらかというと「ワカコ酒」のほうが面白い。 た…

あしめし

「アシスタトでメシが食えんのか」略して「あしめし」である。その名の通り、アシスタント体験ルポマンガであり、当初はブログで連載していたものが、昔の担当のよしみで書籍化。作者の「葛西りいち」は、その後、このネタを引っ張って、色々な続編を書籍化…

ビッグオーダー

こんなにがっかりする作品も久しぶりであったというのが正直な感想。 「えすのサカエ」の新作という事で、完結してから読もうと思っているうちに時間がたってしまったが、このたび、読了。 そのあまりのつまらなさに驚いた。 正確には、過去にヒット作を出し…

LET IT BE!!

読者からの下ネタ相談という異色の作品「コイズミ学習ブック」で天下を取った作者「こいずみまり」の初の長編ラブコメ作品。決して絵が上手い作者ではないはずなのだが、マンガらしさの原型を感じる作風で、昔から同じような絵を描いているが、今でも古臭く…

低俗霊MONOPHOBIA

低俗霊シリーズ第三弾残念ながら低俗霊シリーズの中では、本作が一番面白くない。原作は当然「奥瀬サキ」なわけだが、作画担当「刻夜セイゴ」は萌え系の絵柄を描く作者であり、この絵が「低俗霊シリーズ」のコンセプトと根本的にマッチしていない。低俗霊シ…

ゲレクシス

「古谷実」が終わってしまったのかもしれない。ゲレクシス完結の2巻を手に取ったわけだが、そんな憤りを覚えるほど、どうしようもない終わり方だった。ご存知の通り近年の「古谷実」作品は、ここで終わるの?と思わせるようなタイミングで幕を降ろすのだが、…

迷子屋

「木村りん」の初連載作品。精神が肉体から離れて迷子になると、人は記憶を徐々に失っていく。そして、記憶を失ってさまよっている人間の心を肉体に戻すための手助けをしてあげる主人公「迷子屋」 なかなか面白そうな設定の作品だったが、いかんせん、初連載…

デカポリス

かなりのマイナー作品を、久しぶりに読んでレビュー。週間少年チャンピオンで、ひっそり連載していた刑事ギャグマンガ。2000年連載なので、約17年前になるわけだが、以後、「岩塚卓」名義の作品は出ていないので、既にマンガ界からは去ってしまったのだろう…

ゴーゴー♪こちら華咲探偵事務所。 / はなたん―華咲探偵事務所―

この作品を読んだ頃には、「渡辺航」がその数年後に「弱虫ペダル」で大ブレイクするとは、思いもよらなかった。女性探偵所長「華咲サヤ」と、所長に振り回される新人「小金田一」という組み合わせで進む物語だが、まだまだ作者が描きたい領域が見えない時代…

旦那が何を言っているかわからない件

まさにタイトル通りの作品で、オタクの旦那と普通の嫁というオタクが妄想する展開をひたすら続けるラブコメ作品。 元がWEBマンガなので、画力、構成、キャラクター共に水準は非常に低いが、この手のただラブラブしているラブコメ作品としては、キャラクター…

徳川生徒会

引き続き「中津賢也」日本の戦国時代をモチーフにした、学園ばかりが集まる学園都市という設定は、30年前の作品だが、むしろ現代で通用する内容である。2巻作家の異名の通り、デビューから本作まで全て2冊で完結してしまい、以後、徐々にサンデーからその姿…

女の穴

(2013年評)女性のサガをテーマにしたオムニバス短編集。 悪くもないが特徴も少ない。西島大介のマンガ学校に参加されているようなので、その傍流に位置づけられるのかもしれない。 女性作家は、この手の作品が得意なので、その中で一歩抜きん出るのは大変…

ゆめの守人

「潮見知佳」の描く、オカルト恋愛シリーズ三部作も、これでラスト。まさか、ここまでスピンオフするとは、である。シリーズ開始から十年近い時を経て、画力や表現力は格段に向上しているのだが、如何せん、キャラや物語が前作「らせつの花」より面白かった…

ゆららの月

「潮見知佳」の描く、オカルト恋愛シリーズの原点。 霊が見えてしまう主人公「ゆらら」と、ゆららの才能を見抜いて絡んでくる二人の美少年「明」と「夜行」。そして、「ゆらら」の中に住む、もう一人の美少女。少女マンガのラブコメ作品としては、ごくごくあ…

ピーチ・オン・ザ・ビーチ

近年、あまり見かけなかったサーフィンをテーマにしたラブコメ作品。 キャラクター、ストーリー、設定等、特に欠点も無いので、無難に2冊読み終えられる作品。 強いて言うなら、いかにも女性作者らしい作品だという点だが、サーフィンの持つ若干の「黒さ」…

おーえど娘忍者

江戸時代を舞台に、呉服屋の娘が忍者修行に励む、コメディ作品。今でこそ特定ジャンルの大御所になった「私屋カヲル」だが、当時は、面白いのだが雑誌の中で所在の無いギャグ枠を担当していたわけだから、掲載雑誌の問題は非常に重要である。作者らしい下品…

たまりば

多摩川のそばで昼間から遊んでいる、ニートのようなおっさんと女子高生の出会いを描いた本作。川のそばで一目惚れというと、荒川アンダーザブリッジを思い出してしまうが、フィクション系ではない。ただ、おっさんに一目ぼれする女子高生という、わりとあり…

いいなりゴハン

「となりの関くん 」の「森繁拓真」が描くエッセイ作品。 強引な姉、東村アキコの七光りを元に、美味しいお店を食べ歩くという作品。 コンセプトと、姉の威光にすがりたいという編集部の気持ちもわからなくはないが、残念ながらいまひとつである。 というか…

港町猫町

一部のファンに大変愛されている作者「奈々巻かなこ」の描く、猫ファンタジー作品。寂しい女性にだけは猫が人間に見える不思議な港町でつづられる猫と人間の物語。ファンタジーと呼ぶには相応しいのだが、絵や物語に、なかなか独特のクセがあり、好きな人に…